こんにちは。
今日は昨年後半アメリカで話題となったセレブのお話しをご紹介します。
元世界トップレベルの女性レーシングドライバーであったダニカ・パトリックは、豊胸手術が原因で5年にわたって体調不良に悩まされた、とピープル紙のインタビューの中で告白しました。
その後彼女は、乳房インプラントの豊胸手術をした女性たちに除去手術を受けるよう促すメッセージを送っています。
米食品医薬品局(FDA)によれば、乳房インプラントの健康被害で最もよくあるのは次の5つの症状とされています。
①倦怠感
②頭がぼんやりする(ブレイン・フォグ)
③関節痛
④不安感
➄脱毛
(*)上記の内容は次の記事から引用しています
豊胸で理想の体形になったセレブ、激しく後悔する結果に…除去後との比較画像を投稿
このセレブの女性は乳房インプラントの豊胸手術をしたわけですが、乳がん患者さんが行うインプラント乳房再建術は医療用シリコンを体内に入れるという意味で、このインプラント豊胸手術とほぼ同じものです。
欧米の乳がん経験者の中には、自身の乳房インプラントによる健康被害をSNSで公表している人もいます。
また欧米を中心に『体に良くない乳がん乳房再建術をしない選択』という考え方が浸透しつつあり、一定の支持を得ています。
日本国内でもインプラント乳房再建術を受けた乳がん経験者は多くいますので、今後慎重に術後観察をしていくことが重要となってきます。